レーザー光線の皮膚への作用は、皮膚を構成しているさまざまな要素がレーザー光線を吸収して、熱エネルギーに変わることによって起こります。ルビーレーザーは皮膚のメラニン色素によく吸収されますが、コラーゲン組織やヘモグロビン(赤血球に含まれる色素)にはほとんど吸収されません。このため正常の組織や血管へのダメージがきわめて小さく、傷あとを残す心配がほとんどありません。特に、いわゆる「しみ」(老人性色素斑)にはきわめて効果的です。
太田母斑、異所性蒙古斑、外傷性色素沈着、扁平母斑に対するQスイッチルビーレーザー治療は健康保険の適用ですが、それ以外は自費診療となります。(¥7,000~)
Qスイッチルビーレーザー